スピーチの、いい話し方。

ここでは、スピーチのいい話し方を書いていく。

 

しかし、この内容はスピーチだけでなく、色々なものに応用できるようになっている。

 

まず、いい話し方とはなんだろうか。

そもそもあなたはなぜこの記事を読もうとしたのだろうか。

 

そう、きっとあなたは話すのが下手なのに今度大勢の人の前で話すことになってしまい、とっても困っている状況なのだろう。

 

それはなぜだろうか?

 

そう、あなたはきっと過去にスピーチや人前で話をする時に失敗したことだろう。

 

 

だからこそ、次は絶対に失敗したくないし、あわよくば成功したいと思っているのだろう。

 

じゃあ、なぜそもそもあなたは失敗したのだろうか。

大抵に人はこう答えるだろう、「緊張していたから」と。

 

何回も同じような事が続くが、

なぜ緊張したのだろうか?

 

僕自身そうなのだが、部活動の練習試合では上手いプレイができるのに、

本番になるとほぼイップスみたいな感じで体をうまく制御する事が出来なかった。

その当時は緊張のせいだと思ってできるだけ緊張しないように、緊張しないようにと心では思っていたが体は逆に固くなっていった。

緊張するから、緊張しないようにするっていうのは不可能な話なのだ。

 

ここで重要なのは、なぜ緊張するかだ。

そこを崩す事で、一気に良くなっていく。

 

もう少し僕自身の話が続くが、自分の状況に当てはめながらよく読んで欲しい。

 

僕が、試合で活躍できず緊張ばかりで失敗ばかりだったのは、僕自身の完璧主義によるものだ。

スタメンでプレイするものは完璧であるべきだ、という無理難題を自分自身に押し付けそれによって苦しみ、結果的に挫折した形で高校の部活動を引退した。(それ以来その競技に触れる機会はほとんどなくなった。)

 

今、よく考えてみれば世界で活躍するトップレベルの人間でさえ、

ミスをする。

東京オリンピックの男子のリレーだってそうだった。

彼らも尋常じゃない努力をしてあの舞台に立ったのだし、それは想像できないほどの努力だろう、それでもミスをする。

 

だったら、僕みたいに県大会ベスト32で終わる程度のチームでスタメンを張れるかどうかも人間ならもっとミスをしてもいいはずだ。

でも、当時はそれを考えることはできなかった。

自分で張った罠に自分でハマっているようなものだ。

他人に言われたならまだしも、自分で勝手にそう考えてしまったのだからどれだけ間抜けなんだか、笑

 

そしてこの話少しあなたに当てはまる事だろう。

 

あなたはプロのスピーチをする人だろうか?

そうじゃないだろう?

それなりのスピーチでも人は満足するし、むしろ失敗して噛みまくってもそれはそれで楽しいものだ。

その上、次話す人はあなたの失敗を見たおかげで、心がほぐれていいスピーチができるかもしれない。

 

失敗したって誰もそんな話を一年も覚えているわけじゃないし、大丈夫だ。

失敗は怖いものじゃない。