パソコンと人間。
低スペックな人間もいれば、高スペックな人間もいる、
低スペックなパソコンもあれば、高スペックな人間もいる。
少々言葉は悪いかもしれないが、ジャンクな人間もいるし、ジャンクなパソコンもある。
そしてそのどれもが愛おしいのだ、どれが良くてどれが悪いなんてないのだ。
パソコンで低スペックであれば、消費電力が少ないためバッテリーの持ちがいいし、
軽いから持ち運びがいい。
これは人間も同じで、低スペックだとしても、その人にあった仕事があり、その仕事ではその人の能力が最大限発揮できる。高スペックな人間が耐えられないような作業を黙々と、文句も言わずに淡々とこなしていけるのだ。
逆に高スペックなパソコンは消費電力は多いし、重たいし持ち運びには苦労する。
しかしとてもすごい計算能力を使ってたくさんの計算を淡々とこなしていく。
人間もそうで、難しい計算問題を簡単に解いてしまうし、たくさんの言語を操ったりすることもあるだろう。 しかし、往々にして天才は癖が強い。しかしそれも愛おしい。
ジャンクなパソコンだってすごいところはある。
まあまあの確率でただの配線ミスであったり、電力が足りないなどの凡ミスで動かないパソコンもある。
それはジャンク修理に慣れているプロ()の人の手にかかれば簡単に直してもらえる。
これは人間も同じで、ジャンクな人間と周りからみられている様な人でも、
ちょっとした人との出会いや、いろいろな経験を通して成長していけるものだ。
そして最後に、どうしようもないジャンク品もある。
これは水没や断線によって動かないパソコンだ。
しかしそんなパソコンも直す方法がある、それはもう一台パソコンを持ってきて、
互いの壊れていない部分の部品を組み合わせて、動くパソコンを組み上げる。
部品が足りなければ、何台だって持ってくればいい。
これは、人間も同じだ。
とってもすごい企業の創設者が、意外と残念な人だったってのはよくある話だ。
それでもその企業が大きくなれたのは、支えてくれる人(この人も往々にして変人だが)がいたからだ。
アップルの創設者、スティーブジョブスは変人だし、ビルゲイツも変人だ。
しかしその側には、ウォズニアックや、ウォルマーなんかがいたわけだ。
何が言いたいかって言うと、人類みんな愛おしいし、
例え貴方が、能力が低かったり、あるいは何らかの障害を負っていたとしても、
仲間探しをすることで、最強の相棒を見つけ、最強になれるかもしれないってことだ。